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【2023年最新版】SEOとは?完全網羅72項目のSEO対策とやり方をSEOのプロがわかりやすく解説!

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「オウンドメディアのSEOを社内で担当することになったけど未経験でイマイチわからない」

「SEO対策ってよく聞くけど、結局何をすれば良いの?」

「外部対策と内部対策の違いって何?」

などお悩みではないでしょうか。

SEO対策については情報がよく出回っているけれど、具体的な施策は何をすれば良いのか掴みにくいという現状があります。

そこでこの記事では、SEOとは何かという初歩的な観点から外部対策と内部対策の違い、そして具体的なSEOの施策を72項目、SEOのプロがわかりやすく解説します。

この記事でわかること
  • そもそもSEOとは何か、SEOの目的やメリット・デメリット
  • 【完全網羅】最新のSEO対策チェックリスト72項目
  • SEO対策の費用相場
  • SEO対策に有効な外部ツール

今ならこの記事を見てくださった方限定で、弊社が独自で作成した「SEOチェックシート」をプレゼント。SEO対策が一覧となった網羅的なチェックシートです。

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目次

SEOとは?目的やメリット・デメリットを解説

「そもそもSEOって何の略なの?」という疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

SEOとは「検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)」の頭文字を取った略称です。

SEOは、検索エンジンに対して適正な形でページ内容を理解・評価されるためにWebページを最適化することです。最終的にGoogleやYahoo!などの検索エンジンで自社サイトが上位に表示されるよう働きかけることを意味します。

SEOの重要性

オーガニック検索からの流入は、ユーザーが特定のキーワードから目的の情報のために自らWebサイトを探してサイトへ訪れるユーザーが多いため、成果につながりやすいという特徴にあります。

また、広告などの施策とは違い、SEO対策の場合は記事などのコンテンツが溜まっていくため、中長期的に集客が見込める流入元であるサイトという資産をいわばストックしていくことができるという強みがあります。

SEOの目的は?

SEOの主たる目的はもちろん検索エンジンにおける検索結果で自社のサイトが上位表示されることです。

しかしそれは、あくまで流入のための一手段にすぎません。基本的にWebサイトの最終目的はコンバージョン(CV)です。

※コンバージョン・・・流入したユーザーが自社へ問い合わせをしたり商材を購入するなど自社サイトを運営する上での最終目標をユーザーが達成すること

したがって、まずはユーザーが「どのような目的でサイトを閲覧したのか」を読み取りましょう。その上で、ユーザーのニーズを満たすようなコンテンツの作成やコンバージョンまでの導線など、緻密なサイト設計をすることが重要となります。

SEOのメリット

SEO対策のメリットは、自社サイトが検索結果の上位を獲得している間は、追加のコストが必要なく集客し続けることができるところです。

また、上位表示されることでより多くのユーザーの目に入るため、自社サービス・商材の認知度アップやブランド力向上などの期待も見込めます。

つまり、SEOのメリットは、

  • 検索からの流入による購買意欲の高いユーザーを集客できる
  • 作成した記事やページは中長期的にアクセス数の見込める流入元の資産としてストックされていく
  • 広告のように継続したコストが必要なく、低予算で施策が打てる
  • 上位表示されているだけでより高いブランディング効果を得られる

などがあげられます。

SEOのデメリット

逆にSEOのデメリットとして、

  • 検索アルゴリズムに依存する(定期的なアップデートの影響が大きい)ため、突然集客が見込めなくなるリスクがある
  • 短期的に見るとコストパフォーマンスが悪い
  • 難易度が高いキーワードが存在する
  • 初心者がいきなりマスターするのが難しい

などがあります。

メリットとデメリットをそれぞれ理解した上で、SEO施策を取るかどうか、予算をどのくらい配分するかなどを判断しましょう。

【初心者必見】SEO対策で押さえておくべき基本的な考え方

大前提として、SEOとは「ユーザーにとって有益で良質な価値のある情報を作成し、それを検索エンジンに正しく伝える」ことが最重要なポイントです。これは、Googleの理念ともいえる「Googleが掲げる10の事実」からその意思が読み取れます。

まずは「Google検索エンジン最適化スターターガイド」や「ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)」に一度目を通してみましょう。

SEOの種類は?内部対策と外部対策の違いについて

それでは具体的に、SEO対策には何があるのでしょうか。SEO対策は、大きく「内部対策」と「外部対策」の2つに分けられます。

それぞれに関して詳しくみていきましょう。

内部対策とは自社のWEBサイト内にて施すSEO対策

内部対策とは、自社のWebページの内容を検索エンジンにしっかり伝えて正しく評価させるための施策です。

コンテンツ面での検索ニーズにあったキーワードの最適化から、クロールやインデックスへの最適化まで、自社サイト内でできるあらゆる施策/対策のことを指します。

外部対策とは自社のWEBサイト以外に対して行うSEO対策

一方で外部対策とは、他社サイトからの被リンク獲得により自社サイトの評価を上げることを意味します。

SEOで外部対策が重視されるのは、Googleの検索エンジンはWebサイトの重要度について、リンクを基準の1つとして評価していることを明言しているからです。

それは、先ほどご紹介した「Googleが掲げる10の事実」のうち、「4. ウェブ上の民主主義は機能する。」に記載があります。

4.ウェブ上の民主主義は機能する。

Google 検索が機能するのは、どのサイトのコンテンツが重要かを判断するうえで、膨大なユーザーがウェブサイトに張ったリンクを基準としているからです。
引用元:「Googleが掲げる10の事実

したがって、外部リンクを獲得することは自社サイトの評価を上げるために重要な手段の一つといえます。

弊社では、SEOを熟知したプロによる記事コンテンツ作成から営業部隊に被リンク獲得まで、SEO対策に関してまるっとご対応可能です。

SEO対策に関して少しでもお悩みの方は、ぜひ一度弊社へご相談ください。

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【保存版】SEO対策における内部対策に関して全65の項目をご紹介

ここからは実際に弊社SEOのプロの経験を落とし込んだ「SEOチェックシート」をもとに具体的な施策を解説します。

このシートに沿ってサイトや記事を制作すれば、基本的なSEO対策としてはまず問題ないと考えられますので、初心者の方も必見です。

また、すでにSEO会社に依頼をしている方は発注先がこのチェックシートをクリアしているか確認して業者選定にも活かしてみてください。

SEOの内部対策に関しては、下記7つの大カテゴリに分けて、チェックリストを解説していきます。

  1. リンク・URL・重複などの構造的な要素
  2. コンテンツ・キーワード調査
  3. HTMLなどのオンページ要素
  4. モバイル要素
  5. テクニカル要素
  6. ペナルティ
  7. 初期チェック

SEO内部対策①:リンク・URL・重複などの構造的な要素を整理する

まずは、Webサイトの構造など根本的な要素のチェックをします。

ここの定義が不完全のままコラム記事を公開してしまうと、後々でサイト構造を改善する際に膨大な工数がかかってしまうので、サイト構造は要件を詰めてから運用開始しましょう。

1.ページ(リンク)階層構造を最適化をする(htmlサイトマップ)

クローラビリティを高めるために関連性の高いリンクでサイトを構成します。重点的に評価を高めたいページは、関連性を重視しつつ内部リンクを集めます。

例えば脱毛のメディアである場合、脱毛サロンに関する記事、脱毛クリニックに関する記事をテーマ毎にまとめるためにURLの構造をわけ、それぞれのカテゴリにある記事で内部リンクの設置を行います。

2.ヘッダー/フッターの構成要素を検証する

Webサイトを開いた際に一番上にあるのがフッター、一番下にあるのがヘッダーです。それぞれの構成要素を検証し、キーワードの無理な詰め込みがあった場合スパムに該当するので修正しましょう。

3.特定ページからの発リンク量を妥当な数に抑える

1ページ内に設置する外部へのリンクは妥当な数に抑えます。過去に存在したGoogleガイドラインによれば、無闇矢鱈に外部リンクを設置している場合、ペナルティになる恐れがあります。

4.コンテンツが変わるのにURLが変わらない場合のURLを個別化する

GoogleのクローラーはURLを辿ってサイトコンテンツを評価します。そのため、それぞれのコンテンツが個別のものであると伝える設定を施します。

AjaxなどJavaScriptで生成するコンテンツのURL以外、「#」を使用しないようにしましょう。

5.404またはnoindexの処理をする

検索ヒット0件ページやエラーページはページとしての情報量が少なくなるため、検索エンジンによって低品質ページと判断されてしまう傾向があります。左記のような評価を避けるため、サイト内検索の0件ヒット時をクロールさせないように該当ページにnoindexタグを実装します。

6.カスタム404ページを準備する

404ページを訪れてしまったユーザーのために、サイト内検索や人気記事の提案などカスタム404ページを準備しユーザーの回遊を促しましょう。低品質ページ評価をさせないようにします。

具体例としては以下のページの装備が挙げられます。

  •  サイト内検索
  •  リンクリスト

7.最適なパンくずリストを実装する

パンくずリストを実装することで、ページのインデックス整理を促します。

役割としては、「階層構造を伝える」「内部リンクを作る」などがあります。

8.意味のある文字列をURLにする

URLにページの情報を表す単語を含めることで、インデックス整理を促します。

意味を伝える場合は、アンダースコアは用いるべきではありません。できるだけシンプルな例を心がけましょう。

例えば弊社の「【図解付き】実力のある大手Webコンサル5社をプロが徹底比較!料金の相場や選び方も併せて解説」という記事では、「http://ppp2018.jp/blog/web-consulting/」というURLを採用しています。

9.301リダイレクトで旧URLから新URLをリダイレクトする

リダイレクトはコンテンツの近いページに対して行わず、極力集中させずに原則1回までとします。

サイトリニューアル時によくあることとして、複数の旧ページを1枚のページにリダイレクトさせてしまいリダイレクトが集中してしまう、ということがあります。これはサーバへの混雑も発生させてしまうためよくない手法です。

旧サイトの各ページは、対応ページがあるなら301、なくなるなら404で設定しましょう。

10.アンカーテキストの内容とリンク先LPのキーワードをマッチさせる

アンカーテキストとリンク先LPの内容を関連付けることで、ページ間の関連性を高めます。

例えば、おすすめな脱毛サロンとして「PPP脱毛」のLPへの遷移を促す場合、ただURLを掲載するのではなく、おすすめの脱毛サロン「PPP脱毛」として「PPP脱毛」の部分にURLを挿入しましょう。

ただし、詰め込み過ぎるとペナルティ対象となるので注意が必要です。

11.JavaScriptを可読的にしておく

GoogleはJavaScriptをクロールして理解できるようになってきています。したがって、JavaScriptは可読的にしておきましょう。

その際、コンテンツのないページと評価されないように留意する必要があります。

12.セッションパラメータやキャンペーンパラメータを処理する

ページの重複をなくすため、その他該当のページにcanonicalタグを実装して正規化しておきましょう。

13.絞り込み、並べ替えページを正規化する

ページの重複をなくすため、archiveページにcanonicalタグを実装して正規化しておきましょう。

14.ページネーションを正規化する

ページの重複をなくすため、prev/nextタグを実装してページネーションを正規化しておきましょう。

15.色違い、型番違いページを正規化する

ページの重複をなくすため、(商品)詳細ページにcanonicalタグを実装して正規化しておきましょう。

16.サイト内検索生成ページのnoindex処理をする

サイト内検索で生成されるページのインデックス重複を防ぐため、該当する動的ページにnoindexタグを実装してインデックスを防いでおきましょう。

17.URL基本構造を正規化する

クローリングの重複を減らすことで、クロールバジェットを有効活用できます。

  • httpとhttps
  • /と/index.html、/index.phpの重複
  • wwwの有無

などのコンテンツの重複に注意しましょう。

18.ソフト404URL数を確認する

コンテンツが存在しないページに対して、404エラーが表示されるもののステータスコードは200を返すケースがあります。これはソフト404エラーと呼ばれ、Googleでは推奨されていません。

インデックスをさせないことでクロールバジェットを有効活用させましょう。

19.適切なディレクトリ構造を構築する

関連のある情報がまとめられた構造、かつ深過ぎない構造を形成し、サイトをクローリングフレンドリーにしておきましょう。そうすることで、Googleのクローラーがより効率的で正確に巡回できるため適切なサイト評価の手助けとなります。

SEO内部対策②:コンテンツ・キーワード要素を適正化する

Web上のコンテンツを作る際「キーワード」は非常に重要な概念です。キーワードについても、運用開始前のレギュレーション整備を疎かにすると無駄な工数がかかってしまいます。

後回しにしてしまう人も多いパーマリンクの設定も初期の段階できちんと設計しておきましょう。

1.適切なターゲットキーワードを選定してコンテンツ作成する

必ずターゲットキーワードを選定してからコンテンツを作成しましょう。

選定には以下ツールを用います。検索数のより多いキーワードで代替できる場合は、ワード入替を検討します。

  • GSC検索アナリティクス
  • キーワードツール
  • トレンドツール

こちらに関しては後ほど、SEO対策に有用なツールを紹介するので、そちらもご確認ください。

2.コンテンツの多様性を用意する

異なる形式の多様なコンテンツを用意することで、サイトとしての評価が高まります。

具体的には、1つのトピックに関する様々な情報を複数のページに分割せず1つのページにまとめることが重要になります。そうすることで、Googleからの評価が分散することを防ぎ、結果的により良い順位獲得につながります。

3.コンテンツのテキスト量を最低限以上に増やす

1つのページについて、ユーザーにとって有用なコンテンツであるために一定以上の文字数が必要です。一つの目安として、ターゲットキーワードで上位表示されている競合サイトの平均文字数を調べるのが有効です。

4.ペナルティ対策として重複コンテンツの回避をする

Googleはサイトの質の基準を判断する23項目を公表しています。この中にも記載があるように重複コンテンツはペナルティの対象であるため解消します。

5.関連性を示したいキーワード間の距離を近くする

関連性を示したいキーワードが複数ある場合、キーワード間の距離が近くなるように調整します。そうすることでクローラーに対してより関連性を強く示すことができます。

6.URLにおいてもキーワードを含めて検索エンジンに訴えかける

記事のURLだけではなく、ドメイン、サブドメイン、ディレクトリにターゲットキーワードを含めることで、検索エンジンに対してサイトの提供したい情報を伝えることができます。

単純な話に感じますが、脱毛に関するメディアでは「https://~~/datsumou/~~」のような形のURLの方が評価が高まる可能性があります。

7.ドメイン単位ではなくサイト単位で考える

Googleはドメイン単位よりも、サイト単位としての考え方も重視しています。各ページを、大きくみたときに考え方や方向性が一致しているようなコンテンツを投入することが重要です。

8.固有名詞やブランド名で1位表示かどうかを確認する

会社固有の名詞およびブランド名で1位表示できていることを確認します。固有名詞は成果の見込めるキーワードであり、提携サイトやホールセラーに上回られることのないよう留意します。

SEO内部対策③:3.HTMLなどのオンページ要素を適切な形にする

続いて、HTMLなどのマークアップ言語も絡んでくるチェック項目です。コーディングなどのエンジニア視点による知識も必要となります。ライターやコラムディレクターも最低限のプログラミング言語の知識をつけておくといいでしょう。

SEO担当者の方でコーディングの専門用語がわからない場合は、自社内のエンジニアに確認してみることをおすすめします。

1.適切な構造化データの実装をする

構造化データとは、HTMLで書かれた情報を検索エンジンに理解しやすいようにタグづけしたものです。

検索結果表示の情報を充実させ、クリックを促します。エラーがある場合は必ず修正しましょう。

2.descriptionをユニークな文章にする

メタディスクリプションは、クリックを促せるようなユニークな文章としましょう。表示範囲の全角120文字以内を目安に設定します。CTR(クリック率)に影響する重要な項目です。

3.h1の位置を最適化する

h1は「検索エンジンにコンテンツの内容を正しく伝達する」ために非常に重要です。対策キーワードを必ず含め、ページ内容を表現した文言とします。

4.w3c基準基準に則りコードエラーを修正する

w3c基準に則りコードエラーを修正しておきましょう。

https://validator.w3.org/

5.OGPタグの実装をする

OGPタグを入れることで、SNS上でのシェア時にユーザーのタイムラインに流れるようにします。

タイムラインに意図通りのルックでシェア投稿を流し、クリックを促します。

6.動画コンテンツによる流入機会を作る

動画素材をYouTubeにアップすることで、検索流入される機会を増やします。Googleアルゴリズムでは、YouTubeやツイッターなどで流入が急激に増えたものを上位表示する可能性があるため、SEO対策においても非常に重要となります。

7.noindex記載ページの確認をしておく

クロール漏れを防ぐため、noindexタグが不意に入っているページが無いかどうかを必ず確認しましょう。

8.titleを適切な形にする

商品名が先、サイト名が後などのルールを定めておきます。対策キーワードを必ず含め、ターゲットキーワードをクローラーに渡せる状態にしましょう。

また、ユーザー観点でクリックしやすい文言とすることも重要です。全角32文字を目安に作成しましょう。

9.ページ評価を渡さないページへはnofollow属性を設定する

コメント欄に不意に投稿されるリンクスパムに対して、ページ評価を渡さないためのnofollow属性を設定します。

お気に入り、ピン止めなどの不意生成ページにも適用しましょう。

10.テキスト情報は、画像を用いずテキストでマークアップする

リスト表記を画像でなく極力テキストでマークアップすることで、クローラーに文字ベースで情報を渡します。そうすることで、クローラーに対してキーワードを適切に認識させることができます。

11.適切なaltを実装する

画像のalt属性に画像を説明する文言を記述し、クローラーに文字ベースで情報を渡します。

キーワードの挿入は1つまでとしましょう。

12.画像の周辺のテキストで画像の説明を充実させる

クローラーが画像を正確に認識するのは困難なため、周辺のテキストで画像が何を表すのかクローラーの理解を補助します。

13.不要コードの除去をする

空リンク、余計スペース、コメントアウトはクロールの妨げになるので除去します。

構造をできるだけシンプルにすることが大切です。

14.noscriptタグへのキーワード詰め込みを防止する

<noscript>タグは、<script>要素を使用して埋め込んだスクリプトが実行できない環境のユーザーのために、代わりに表示させる内容を指定するタグです。ペナルティ対象になるため、キーワードやリンクを大量の詰め込みには必ず注意しましょう。

15.Flashコンテンツはなるべく避ける

flashコンテンツはクローリングされません。

また、flashはipad、iphoneでは現在表示されないため推奨できません。

16.iflameは非可読となることを前提に構成する

iflameなどを使用する場合、非可読性であることを把握した上で構成しましょう。したがって使いすぎるのに留意する必要があります。

17.hタグを最適化する

hタグでページの論理構造を示し、検索エンジンに内容を正しく伝えます。ペナルティ対象になるためhタグの使い過ぎ、キーワードの詰め込みに留意します。

一般的な考えとして、h1はタイトル、h2は大見出し、h3は中見出し、h4は小見出しとして、構造化を意識した構成を作成しましょう。

18.テキスト強調タグを適切に実装する

強調の度合いを文脈から見ています。

タグとしての使い過ぎ、詰め込みはユーザー目線でもクローラーに対してもよくないため注意しましょう。

19.レイアウトの調整をする

ページ内においてより上部にあるコンテンツの方がより評価されます。したがって、ユーザーニーズの大きいものが上から並ぶようにコンテンツを配置しましょう。

アコーディオンの場合、表に出ている方が隠されている方よりも評価を集めやすい傾向にあります。

20.ファーストビューのレイアウト調整をする

広告の表示枠が多いファーストビューはコンテンツとして評価されません。

広告は「広告」と明示する必要があります。

SEO内部対策④:昨今非常に重要なモバイル要素を適切にする

モバイル(スマートフォン)最適化についてのチェック項目です。日本人の約90%がスマホを利用しているほどモバイルユーザーが増加し、モバイル最適化は必須となりました。そのため、モバイル最適化がなされていないと、減点ポイントになってしまいます。

1.ビューポート設定をする

レスポンシブデザインにおいて、ページがすべてのデバイスに対応していることを知らせるコードを記述し、モバイルフレンドリーテストに対応します。

参考)content=”width-device-width, initial-scale=1.0″

2.PCサイトとモバイルサイトが別の場合のリダイレクト対応をしておく

デスクトップ版とモバイル版でサイトが異なる場合は、デスクトップ版URLに携帯ユーザーからのアクセスがあったとき、対応するモバイル版URLにリダイレクトする設定

対応するURLでアクセスできるコンテンツは、できるだけ内容を一致させます。

3.VaryHTTPheader/canonical/alternate の設置をする

VaryHTTPヘッダーの記述によって、ユーザーエージェントごとに応答の内容が異なることを検索エンジンに伝え、円滑なクロールを促します。しばしば、PCサイトとモバイルサイトの表示分類時に用います。

4.Googlebot-Mobileのクロールからの許可をしておく

PCサイトとモバイルサイトが分かれ、モバイルサイトに対して携帯電話以外のアクセスを禁止されている場合に、Googlebot-Mobileからのクローリングを許可します。

許可ができていないとモバイルサイトの評価が適切に行われないため、注意が必要です。

5.モバイルフレンドリーテストを利用してスマホ表示にも適切に対応する

モバイルフレンドリーテストによって、スマホ表示のランキング低下をもたらす要因を特定します。判定項目はGSCにある同テストを参照しましょう。

6.過度なインターステイシャルのカバリングを制御しておく

インタースティシャル広告とは、アプリとWebサイトのインタフェースにポップアップとして表示される広告のことです。ページの大部分がインターステイシャルに覆われてしまうと、ペナルティ対象になるので注意しましょう。

7.Accelareted Mobile Pagesの実装でモバイル表示速度を上げる

AMP対応とはモバイルサイトを高速で表示できるAMPにWebサイトを対応させることを言います。Googleが推進しているため、非常に重要な施策となります。

AMP対応ページはモバイル表示速度が快適化され、クリックを促すことが期待できるので、積極的に活用しましょう。

SEO内部対策⑤:テクニカル要素に関して

次はサイトマップ の送信など、テクニカル要素のチェック項目です。目に見えない項目ではありますが、Googleのクローラー(Webサイトの情報を収集するプログラムのこと)にスムーズに情報を取得してもらうことはSEO上重要になってきます。

All in One SEO Packというプラグインを使用することで、SEO対策をより簡潔に行えます。弊社でも実案件で使用しているおすすめのプラグインです。

1.サイトの暗号化通信(SSL)の対応をする

暗号化通信の導入によりサイトの評価を高めます。「http://〜〜」から始まるサイトよりも、暗号化された「https://〜〜」から始まるサイトの方が評価が高くなります。

2.sitemapの作成・送信をしておく

XMLサイトマップ (sitemap.xml)とは、Googleのクローラーがそのサイトにどのようなページがあるかを把握するために必要なファイルです。sitemap.xmlを作成し、検索エンジンにサイト構造を伝えクローリングを促しましょう。

3.無駄なクロールを避けたいページを指定しておく

robots.txtにより、無駄なクロールを避けたいページはあらかじめ指定しておきましょう。

4.ログインページのクロールを防ぐ

ログインページはIDごとにユニークのため、インデックスするとクロールが膨大になってしまいます。robots.txtによりクローラーを除外しておきましょう。

SEO内部対策⑥:Googleが明示しているペナルティを回避する

ペナルティ項目に当てはまってしまうと、明らかにSEOの観点で減点されてしまいます。数年前まではこういった”グレーな施策”(ブラックハットSEO)で効果が出ていました。

しかし、Googleのアルゴリズムも日に日にアップデートしており、悪質な施策がバレてしまうと検索順位を急激に落とされてしまいます。グレーな施策を意図的に打つことはもちろん、意図せずペナルティを受けないようあらかじめ把握しておきましょう。

ペナルティ事項は、「ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)」を参照して回避した上で、Googleサーチコンソールでペナルティ違反をしていないか随時確認しておきましょう。

【すぐに実践できる】SEO外部対策のコツを7つ紹介

ここまで、SEO内部対策に関して施策・チェック項目をご紹介しました。次に、SEOにおいてもう一つ重要な外部対策についてそのコツやポイントを紹介します。

SEO外部対策①:被リンクを獲得する

SEOの外部対策とは主に被リンクの獲得施策のこととなります。Google検索エンジンにはユーザーに有益な情報を届けるための指標として、「第三者のユーザーが推薦しているページ=外部リンクを獲得しているページは、良いページである可能性が高い」という軸があります。記事の初めでもお伝えした通り、Googleは被リンクを重視していると公式で掲げているので、内部施策とあわせて非常に重要な施策になります。

1.被リンクの本数ではなくドメイン数を意識する

被リンクの数には、単純な「被リンク数」と「被リンクのドメイン数」の指標があります。例えば同じサイトから100本被リンクを獲得した場合、「被リンク数」は100になりますが「被リンクのドメイン数」は1となります。

SEOにおいては、単純に「被リンク数」を集めるよりも、1つずつであっても様々なサイトから被リンクをもらう「被リンクのドメイン数」の方が重要となります。

2.被リンクは「質」が大事

被リンクはただ数を追えばいいというわけではありません。被リンクの数に加えて近年、被リンクの「質」も非常に重要となっております。

被リンクの「質」とは主に、下記の4指標を表します。

  • リンクが自然なものであるか
  • リンク元のドメインが掲載しているコンテンツのジャンルと関連性が高い/相性が良いか
  • リンク元のドメインパワーが強いか
  • そもそもリンク元からのリンクが評価に値するほど、リンク元のコンテンツが良質か

つまり、被リンクは「だれ」から「どのような形で」被リンクを獲得するかが重要になります。

3.ペナルティになるような被リンクがあるので注意

自演での被リンク獲得や低品質なサイトからの被リンクはペナルティの対象となります。ペナルティを受けると、検索順位が大幅に下降したり、最悪の場合Webサイトのドメインごと削除されてしまう恐れがあります。

定期的にサーチコンソールで低品質な被リンクがないか確認し、もし存在した場合はスパムリンクとして「リンクの否認」を行いましょう。

SEO外部対策②サイテーションを意識する

SEOの外部対策としてサイテーションを意識することも非常に重要です。SEOにおけるサイテーションとは、被リンクやa要素のリンクではない、他サイトからの引用・言及のことです。

つまり、リンクが貼られてはいなくとも「企業名」や「サイト(メディア名)」がWeb上でどれほど言及されているかの指標のことです。

検索エンジンは被リンクと同じようにサイテーションも重要視していると言われています。

ここでは具体的にサイテーションを獲得するためのコツやポイントを紹介します。

1.まずはSNSやブログでサイト名や店名を発信して知名度を上げる

ユーザーに自社の企業名やサイト名を知ってもらうには、まずその存在を認識してもらう必要があります。

したがって、SNSやブログなどで言及してほしい(サイテーションを向上させたい)サイト名やサービス名を積極的に記入しておきましょう。

SNSのアカウント名やプロフィール欄で企業名やサイト名を入れたり、URLを設定できる欄にはサイトURLを入力するなど、細かい部分で気を遣いましょう。

2.SNSで拡散されやすいようにボタンを設置しておく

より多くの人に言及してもらうためには、SNSで拡散されることが有効になります。

SNSで拡散してもらいやすいよう、「Twitter」や「Facebook]などのソーシャルボタンは必ず配置しておきましょう。

3.シェアされやすいような記事を作る

サイテーションを向上させるにあたって、シェアされやすいような記事を作ることも有効です。

たとえば、取材記事など相手先のSNSやブログなどで紹介してもらいやすくそこからの拡散が見込めるもの、あとはSNSで物議/議論を醸すような内容の記事を作成するとSNS上での拡散が見込めます。

あくまでユーザー目線で有益な記事を届けるという観点のもと、試してみる価値は十分にあります。

4.OGPを設定しておく

OGPの設定も重要です。OGPとはSNSでシェアした際にコンテンツのサムネやタイトルなどが自動で表示されるような設定のことで、ただの文字列リンクよりもSNSでのクリック率が大幅に上昇します。

自社の保有するSNSで拡散を促す前に必ず設定しておきましょう。

SEO対策の費用相場は?初心者なら依頼すべき?それとも自分でやるべき?

SEO対策の費用相場はいくらくらいなのでしょうか。

SEO対策を依頼する場合は主に、下記の2パターンあります。

  • SEOコンサルティングとして、施策の提案・サイトの最適化のアドバイスを貰う
  • 記事の作成・公開までSEO対策をまるっと依頼する

SEOコンサルティングの費用相場

前者のSEOコンサルティングの費用相場は月額5万円〜50万円程度が目安となります。

SEOコンサルティングの費用相場について詳しく知りたい方は、「【図解付き】実力のある大手Webコンサル5社をプロが徹底比較!料金の相場や選び方も併せて解説」もあわせてご覧ください。

SEO記事を外注する場合の費用相場

後者の、記事作成まで依頼する場合は、記事数や文字単価にもよりますが、おおよそ月額30万円〜100万円弱が目安となります。

基本的に記事作成の発注金額は、「文字数×文字単価(=記事単価)×記事数」で計算されます。また、キーワード設計やサイト最適化などを合わせて依頼する場合は15万円〜30万円程度追加で必要となります。

SEO対策は自分でやるべき?

SEOコンサル・記事の外注含め、額としては決して低いものではありませんが、

  • 初心者が自分でサイト設計から記事コンテンツ作成まで行うのは時間・労力の面でも厳しい
  • 現在のSEOは競争が激化している
  • 一度SEO対策がうまくいけば中長期的な流入が見込める

という観点で、中長期的な施策と考えればコストパフォーマンスはむしろいいと言えます。

記事に関してはある程度の保守・運用が必要にはなってくるものの、一度公開まで行えば基本的に追加での予算がかかりません。Webマーケティングの施策の一つとして十分検討する価値はあるでしょう。

SEO対策にも強い大手Webコンサルティング会社について詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

【2022年】実力のある大手Webコンサルティング会社5社をプロが徹底比較!料金の相場や選び方も併せて解説

また、弊社では、SEOのプロであるディレクターによるコンサルティング/記事作成を、お客様目線で課題解決策のひとつとしてご提供しております。

SEOに関して何かお悩みの方は、ご相談・お見積もりは無料で対応可能ですのでぜひ一度弊社へご相談ください。

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SEO対策に有用な効果測定ツール

ここではSEO対策において、被リンクの数や競合のキーワード獲得状況などコンテンツを作成してサイトを運営するにあたり、効果測定・分析を手助けしてくれるツールを紹介します。

①Google Search Console

Google Search Consoleは、Googleアカウントを保有していれば無料で使用できる解析ツールです。サチコという略称で呼ばれることが多いです。

自社サイトの流入数や掲載順位が確認できるだけでなく、エラー・ペナルティページの有無や被リンクの解析などもできるため非常に有効です。

先述の通り、不審なサイトからのスパムリンクを発見した場合はペナルティを受けてしまう可能性があるので、定期的にサーチコンソール上で確認し、見つけたら「リンクの否認」をしましょう。

②Ahrefs(有料)

Ahrefs(エイチレフス)は全世界で利用されている「SEO分析ツール」です。エイチレフスでは、

  • サイトのドメインパワー
  • 被リンクの獲得数/獲得先
  • キーワードの検索ボリューム
  • トラフィック

などの数値を自社サイトだけでなく、競合他社のサイトも含めて確認できます。

他社の獲得しているキーワードや被リンク、上位表示されている競合サイトのドメインパワーなど、SEO対策、特に記事コンテンツなどを作成する上で非常に有用な分析ツールです。

有料にはなってしまいますが、しかるべきSEO対策を行いたい方には必須のツールと言えるでしょう。

まとめ:SEO対策を適切にしてサイトの検索順位をあげよう

この記事では、「そもそもSEOとは何なのか」というところから、SEO対策における具体的な施策項目まで解説しました。

SEOの基準は不明瞭だからこそ、基準を明確にした運用ができているか再確認しましょう。

SEOは、

  • 資産性がある
  • コンバージョン(CV)達成率が高い
  • ブランディング向上の効果も見込める

など様々なメリットがあります。

この記事を参考に、自社サイトのSEO対策が順調に行くよう、「ノウハウを蓄えたチェックシート」をご自身で作成してみるのもおすすめです。

もしSEOに関してお困りであれば、弊社に在籍するSEOのプロにぜひ一度ご相談ください。

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