- 広告を回しているけど、CPAが上振れする
- LPを作りたいが、成果の出る作り方がわからない
- LP作成を外注したがCVRが低く、成果に繋がっていない
といったように、広告の受け皿となるLPを作りたいものの、実際作り方がわからないもしくは作ったものに想定していた売上は出ていない、とお困りの方は多いのではないでしょうか?
この記事では、成果が出るLPのポイント3点について実例を交えながら解説しています。業種別に細かく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
① LP全体のポイント
まずは、LP全体におけるポイントを紹介していきます。成果につながるポイントは下記の3つです。
- 狙うKWとの整合性を保つ
- ストーリー性を持たせてユーザーを引き込む
- 定量的なデータをなるべく採用する
それぞれのポイントごとに詳しく解説していきます。
狙うKWとの整合性を保つ
成果を上げるLPを作成するには実際の流入元KWとLPの訴求内容、商品の内容が一致していることが非常に重要になります。
流入してきたユーザーは、あるキーワードで検索した際に表示された広告を見て、「自分のほしい情報が見つかる」と感じ、LPに訪れたはずです。そのため、LPの内容が広告と整合性のとれたものでないと、「探していた情報と違う…」と思い、離脱してしまいます。
また、いくら流入を取れてもCVを取れるKW出ないと意味がないの狙うKWを決めるときはその調査も行いましょう。
ストーリー性を持たせてユーザーを引き込む
LPはストーリー性が重要だと言われています。
ぼんやりとした興味を持って流入してきたユーザーをLP内で商品の優位性や機能を伝え説得し、実際に購入させるのには作り込まれたストーリーが必要になります。
ここで、参考になる法則がAIDAの法則になります。
まずユーザーの注意(Atenttion)を惹きつけ、興味(Interest)を持たせる内容を書き、次一歳に欲しい(Desire)と思わせるようなメリットや競合との差別化、課題解決できる旨を伝え最終的に購買(Action)に導く一押しを行うというものになります。
定量的なデータをなるべく採用する
LPにおいて、感情的に訴えかけることは重要です。
しかし、それだけでは競合との差別化は図れません。
実績・価格・効果など実際に数値で示すことによりユーザーの信頼や安心を獲得することに繋がり、CVRの向上が見込めます。
USP(独自の強み)がある場合は必ず数値を出して押し出しましょう。
②ファーストビューのポイント3選
次に紹介するのは、FV(ファーストビュー)です。FVはLPに入ったとき最初に目にする部分になります。
人間が第一印象で9割印象が決まると同様にLPもFVの良し悪しがCVRに直結してきます。
今回のポイントは下記の3つです。
- 実績を押し出して権威性を出す
- ユーザーの悩みを解決するキャッチコピーを配置する
- なるべく人を登場させる
実績を押し出して権威性を出す
FVにはただ数値を出すだけでなく、王冠やメダルで囲む・色で強調表示するなど視覚的にわかりやすい装飾を入れましょう。
例:Web幹事様
ユーザーの悩みを解決するキャッチコピーを配置する
一目で伝わるよう、大きな目立つ文字で、画面上部の左側に配置しましょう。
また、メリットを伝えるのではなくベネフィットを提示するようにしましょう
例)メリット:かっこいいLPを作れます
ベネフィット:問い合わせが増えるLPを作れます
なるべく人を登場させる
FVのキャッチ画像には出来るだけ人物を登場させましょう。
この際に登場させる人物はターゲットにそった人にし、画質や色合いはこだわりましょう。
例)
メインターゲット:男性経営者
若い女性をFVのキャッチ画像に採用することでCVRが30%改善
メインターゲット:筋トレをしている人(プロテイン販売)
女性管理栄養士をFVのキャッチ画像に採用することでCVRが15%改善
③CTAのポイント4選
ユーザーに行動を促すCTAをテコ入れするだけでCVRは劇的に改善します。
CTAコンバージョン工夫した文言やデザインにし、アクションしているか迷っているターゲットを一押しします。
成果が出るCTAのポイントは大きく下記4つになります。
- 期間限定・無料などのオファーを組み込む
- 項目ごとにCTAを設置、離脱を防ぐ
- CTAは目立つ色にする
- ファーストビューに必ず組み込む
期間限定・無料などのオファーを組み込む
CTAのハードルは出来るだけ低くするべきです。
- 期間限定30%オフ
- 限定無料相談中
などのオファーは出来るだけ採用しましょう。
また、CTAに時限タイマーを追加することでさらにCVRが高まった事例もあるので期間限定などの訴求がある場合はタイマーの採用も検討しましょう。
項目ごとにCTAを設置、離脱を防ぐ
ユーザーのCVするタイミングは千差万別です。
CTAはLPの各セクションごとに設置するのが良いでしょう。
また、スマホの場合は多くのユーザーが右親指でスクロールすることを想定し、タップしにくい場所には絶対に配置しないようにしましょう。
CTAは目立つ色にする
購入や申し込みにユーザーを誘導するCTAの配色は、サイトの売上や見込客獲得数を左右する最重要要素の一つです。
LPのトンマナに合わせることが大前提ですが、迷った場合はひとまず「緑」「赤」「オレンジ」の3色のいずれかを候補に挙げて検討するのがおすすめです。
ファーストビューに必ず組み込む
LPでは、70%以上のユーザーがFVを見てページを離脱すると言われています。
FVにCTAを設置しないのは致命的といえるでしょう。
スマホ版では設置できていても、PC版ではFVにCTAが見えていない場合もあるので確認しておきましょう。
【業種別】成果の出るLPを実例で徹底解剖
ここからは実際に成果が出ているLPを業界別に徹底解剖していきます。
今回取り上げている業界は下記になります。
- パーソナルジム
- 矯正歯科
- 脱毛
パーソナルジム領域での成果が出るLP3選
例1:HEALTHY GYM様
当LPの良い点は下記になります。
- ヘッダーのLINE予約・Web予約が追従するため、ユーザーはいつでもCVできる状態にある
- FVで無料キャンペーン・他社ジム乗り換えキャンペーンを提示している
- FVに実績が目立つ形で表示されている
- 無料前の料金を表示させることでお得感を更に出している
例2:THE PERSONAL GYM様
当LPの良い点は下記になります。
- ヘッダーのLINE予約・Web予約が追従するため、ユーザーはいつでもCVできる状態にある
- 無料キャンペーンを期間限定で表示している
- FVを見るだけでジムの雰囲気が把握できる
例3:RISE PERSONAL TRAINING GYM様
https://rise-personalgym.com/lp/
当LPの良い点は下記になります。
- ヘッダーのLINE予約・Web予約が追従するため、ユーザーはいつでもCVできる状態にある
- 無料キャンペーンを表示している
- 無料前の料金を表示させることでお得感を更に出している
矯正歯科領域での成果が出るLP3選
例1:メディケア歯科クリニック様
https://www.medicare-dental.com/invisalign/
当LPの良い点は下記になります。
- ヘッダーの無料カウンセリングが追従するため、ユーザーはいつでもCVできる状態にある
- ”インビザライン”を強調するのではなく、ユーザー目線で”インビザラインの効果”を強調している
- 高額商材であることも踏まえ、分割払い対応であることを明示している
- FVに治療を受けたであろう女性を起用することで治療後の正のイメージをもたせている
例2:スカイ&ガーデンデンタルオフィス様
https://skygarden-dental-invisalign.com/
当LPの良い点は下記になります。
- ヘッダーの無料カウンセリングが追従するため、ユーザーはいつでもCVできる状態にある
- ホワイトニング無料を提示することで来院のハードルを下げている
- 高額商材であることも踏まえ、分割払い対応であることを明示している
- 駅チカであることを示している
- FVに治療を受けたであろう女性を起用することで治療後の正のイメージをもたせている
例3:ボストン矯正歯科様
https://boston-hanarabi.tokyo/lp/
当LPの良い点は下記になります。
- ヘッダーの無料カウンセリング・LIME追加が追従するため、ユーザーはいつでもCVできる状態にある
- ”痛みが少ない””透明で目立たない”とユーザーのメリットを表記している
- 高額商材であることも踏まえ、分割払い対応であることを明示している
- 駅チカであることを示している
金のメダルを使用することで実績ある院であることを強調している
脱毛領域での成果が出るLP3選
例1:メディカル脱毛MEN様
https://om-clinic.com/lp/epilation-men_timecharge
当LPの良い点は下記になります。
- FVで期間を設けた形で割引キャンペーンを提示している
- ヘッダーの無料カウンセリングCTAが追従するため、ユーザーはいつでもCVできる状態にある
- 割引前の料金を表示させることでお得感を更に出している
例2:ゴリラクリニック様
https://gorilla-datsumo.net/hige/006_2/
当LPの良い点は下記になります。
- ヘッダーのLINE予約・Web予約が追従するため、ユーザーはいつでもCVできる状態にある
- 更にサイドバーにも無料カウンセリングCTAが追従しておりCV導線が常に目につく
- 実績をFVに取り入れており、信頼しやすい
例3:アルファクリニック様
https://alclinic.info/lp/mens/
当LPの良い点は下記になります。
- ヘッダーのLINE予約・無料カウンセリング予約が追従するため、ユーザーはいつでもCVできる状態にある
- 無料キャンペーンを先着100名表示で提示している
- 「受付終了間近」「夏までに」「最短3回」と表示することでCVさせやすくしている
- 実績をFVに取り入れており、信頼しやすい
まとめ:LPに関するご相談なら弊社にお任せください
この記事では、成果の出るLPについて解説してきました。
個人で、LP作成から集客までをこなすことに不安がある方は、Webコンサルティング会社に依頼するのも1つの手段です。
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