これから事業を始める方や経営者の方は
「初めてホームページ制作を依頼するけど相場がわからない。」
「ホームページ制作費用をどうにか抑えることはできないのか。」
このような悩みを一度は抱えるのではないしょうか?
そこで今回は、ホームページ制作の料金相場を目的別・依頼別で解説したのち、ホームページ制作費用の内訳と制作費用を抑えるポイントについても紹介していきます。
最後まで読んでいただければ、ホームページ制作の依頼前のお悩み事が解消されるような記事構成となっております。
また、弊社では、ホームページ制作やSEOを熟知した制作ディレクター・営業チームにより、記事コンテンツ作成から被リンク獲得まで、SEO対策をまるっと対応可能です。
ホームページ制作、SEO対策に関して少しでもお悩みの方はぜひ一度弊社へご相談ください。
【目的別】ホームページ制作の料金相場一覧
小規模ホームページ | 料金相場:500,000~1,000,000円 程度
主な制作内容
合計10ページ程度 |
中規模ホームページ | 料金相場:1,000,000円 〜2,000,000円
主な制作内容
合計20ページ程度 |
大規模ホームページ | 料金相場:2,000,000円以上
主な制作内容
合計30ページ程度 |
ECサイト | 料金相場:3,000,000円以上
主な制作内容
合計40ページ〜 |
ランディングページ | 料金相場:300,000~600,000円以上
制作ページ:1ページ |
小規模ホームページ
小規模企業の場合、ホームページに集客をして結果を生み出すのが目的ではなく、営業先の会社に自社の事業内容などの情報を伝える「名刺代わり」のホームページ作成というケースが多くなります。
このような場合、ホームページに記載する内容は、企業情報・事業領域、サービス・製品情報がメインとなり、多くのページ数を設けず、必要最低限にコンパクトなサイトを制作することになります。
料金相場 | 500,000~1,000,000円 程度 |
主な制作内容 |
|
合計 | 10ページ程度 |
小規模な企業のホームページは、更新頻度が低いことが想定されるため、自分で簡単に記事やお知らせを更新できる、CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)を導入する必要性が低いこともあります。
新しい情報の更新が必要になった場合に、その都度、依頼する形の方がお得な場合があるためです。
しかし、あまりにもコンテンツ量が少なく、掲載情報量が足りない場合、SEOの観点から検索で上位を狙うことが難しくなります。
中規模ホームページ
中規模企業の場合、すでにあるホームページをリニューアルして、集客や売上の促進をすることが目的となるケースがあります。
「ただのリニューアルならば、費用が少ない!」
このように考える方が多いようですが、改善が必要だということは、ホームページには意外と多くの改善点が潜んでいることが多いです。
そのため、改善点を洗い出す作業やSEO構築、CMS開発などに費用がかかるため、リニューアルだからといって、新規サイト制作と比べて大幅に費用が安くなることはありません。
料金相場 | 1,000,000~2,000,000円程度 |
主な制作内容 |
|
合計 | 30ページ程度 |
中規模な企業のホームページは、サービスの情報や採用情報まで詳しく作り込まれるケースが増えるため、ページ数が多くなります。
社員の写真撮影や採用情報用のインタビューなどをする場合は、さらに費用がプラスされることを考慮しておきましょう。
費用だけに注目しすぎずに、目的と費用のバランスを検討していく必要があります。
大規模ホームページ
大規模企業の場合は、中規模企業のホームページよりもサービス関連の情報は多くなります。
料金相場 | 2,000,000円以上 |
主な制作内容 |
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合計 | 80ページ程度 |
制作内容によっては費用が大きくなってしまうことがあるため、予算をしっかり確認しておくことが重要です。
ECサイト(ネットショッピング)
ECサイトは利用するECカートによって大きく金額が変わってきます。
ゼロから作成しようと思うと、ショッピングカート、お問い合わせフォーム、などの機能面で、最低でも300万円ほどはかかる場合が多いです。
ECショップシステムを利用することで制作費用は抑えることができますが、サイト公開後のメンテナンス費用、月額費用がかかってしまいます。また、できる事にも制限があり、自由なネットショップ運用は行えません。
料金相場 | 3,000,000円以上 |
主な制作内容 |
|
合計 | 40ページ程度 |
ECサイト制作を依頼する際は、かかる費用と売上の見通しを照らし合わせ、慎重に検討する必要があります。
ランディングページ(ネット広告用)
ランディングページは、商品やサービスの魅力や特徴を伝えることでお客様を行動させ、コンバージョンへ誘導することが目的のサイトです。
料金相場 | 300,000~600,000円以上 |
制作ページ | 1ページ |
ランディングページは基本的に1ページのみの制作となり、情報量がかなり限られるため、製作費は大きくありません。
商品やサービスの情報量や内容によって、ページの長さも異なるので、費用感が大きく変わることも予想されます。
【依頼先別】ホームページ制作の料金相場一覧
フリーランス(個人)への依頼 | 20~100万円程度
※依頼するフリーランスによって、大きく料金が異なる。 |
広告代理店への依頼 | 100万円〜
※マージンとして、制作費の20%~100%の手数料が上乗せされることが多い |
ホームページ制作会社の依頼相場 | 80~150万円程度 |
※10ページ程度のホームページ制作を依頼する前提です
フリーランス(個人)の依頼相場
ホームページ制作の予算が限られている人は、個人で仕事をしているフリーランスに制作を依頼するのも選択肢の1つです。
フリーランス(個人)への依頼相場は、10ページ程度までのホームページ制作で、10~20万円程度です。
スキルや料金、対応の質などはフリーランスによって大きく異なり、誰に依頼するかが重要になってきます。
格安ではありますが、ホームページ制作に対応できるスタッフの数が少ないので、運用・保守サービスについては期待できません。
発注者が自ら、担当してくれるフリーランスと向き合い、ホームページ制作に関する要望(目的,予算,納品期間,デザイン)を伝える手間がかかってしまうことも考慮しておきましょう。
広告代理店の依頼相場
大規模なホームページを立ち上げたい場合は、広告代理店を経由して依頼するのも良いでしょう。
広告代理店は、ホームページ制作自体は外注してしまい、制作後の集客を主に担当してくれるのが特徴です。
広告代理店が、代理で行う活動の例は
- 企業ブランディング
- SNSを活用した集客
- テレビCMの打ち出し
このようなものが挙げられます。
広告代理店への依頼相場は、最低でも100万円以上となっています。
一般的に代理店への依頼で注意すべき点は、少なくとも制作費の20%、場合によっては50%の手数料が上乗せされることです。
ホームページ制作の相場だけで見ると、最も高い依頼先となります。
ホームページ制作会社の依頼相場
ホームページ制作会社への依頼相場は、一般的なホームページならば80~150万円程度です。
ホームページの内容によって金額が大きく異なるため、実際に依頼するときは複数の会社からお見積りを出してもらうことをおすすめします。
ホームページ制作会社の制作実績などを参考にしつつ、サービスにあった依頼先を見つけられれば、費用対効果の高いホームページ制作が期待できるでしょう。
また、
- 「オリジナルのシステムをたくさん導入したホームページを作りたい!」
- 「動画コンテンツを主にホームページを作りたい!」
このような要望があるのなら、大手への依頼をおすすめします。
制作に取りかかかる前のコンセプトやターゲット設計から時間をかけ、デザインやコンテンツへ落とし込んでいくため、品質も期待できます。
しかし、大規模制作会社は数多くの案件を抱えているため、小さなホームページ制作の依頼は受け付けてくれない可能性もあります。
ホームページ制作にかかる費用内訳とは?
ホームページ制作を依頼するにあたって、どんな工程にどのくらいの費用がかかっているのかを理解しておくと、見積もりの際に役立ちます。
ここでは、ホームページ制作にかかる費用内訳について解説していきます。
〜 ホームページ制作にかかる費用内訳 〜
- ディレクション費
- Webデザイン制作費
- SEOコンテンツ費
- コーディング費
- システム費
- テスト/リリース費
1つずつ詳しく見ていきましょう。
ディレクション費
ディレクションとは、プロジェクトの方向性を決めていくことであり、作成をスムーズに進められるように舵を取る役割です。
ディレクションは、主にディレクターと呼ばれるスタッフが行います。ディレクターの業務内容は以下の通りです。
〜ディレクターの業務内容〜
- クライアントとの打ち合わせ
- 要件整理
- コンセプトワーク
- ホームページ構成
ディレクション費は、ホームページ制作料金の10〜20%が一般的な費用感となっております。
例)ホームページ制作費が100万円だった場合、10~20万円がディレクション費として加算
Webデザイン制作費用
オリジナルデザインのホームページ制作を依頼する場合、サイト全体のデザインやロゴデザインを用意する必要があります。
Webデザイン制作の費用相場
- ロゴ(30,000円〜)
- TOPページデザイン(80,000円〜)
- 下層ページデザイン(10,000円〜/ページ)
トップページのデザインは、ホームページ全体の看板となるように作り込まれるため、相場が80,000円〜と他のページ(下層ページ)の制作費用と比べて、少し高く設定されています。
イラストやロゴについては、ホームページ制作費とは別料金として扱っている会社も多く存在しているので、デザインが必要な場合はご依頼の際にお問い合わせしましょう。
Webデザインに関しては、個人のスキルによって品質も制作費用も大きな差が出てきます。
そのため、金額相場を断言することはできませんが、スキルの高いデザイナーに依頼するほど費用も上がっていく可能性が高いと言えます。
SEOコンテンツ費
コンテンツ費は、ホームページ内の文章や画像、動画の作成を依頼すると発生する費用です。
- 商品やサービスを売るための文章(セールスコピーライティング)
- 検索上位を狙うための文章(SEOライティング)
このような文章は、専門知識を持ったWebライターが担当することとなります。
コンテンツ費用相場
- セールスコピーライティング(3~10万円/1ページ)
- SEOライティング(3~10万円/1ページ)
こちらも、対策するキーワードボリュームや、Webライターの実績等によって費用が異なります。
SEO対策に関しては、ホームページによって対応の幅が広がります。場合によってはコンテンツの追加が必要になったりもするため、一概に費用を断言することはできません。
コンテンツ制作には、ある程度の費用がかかることを事前に理解しておきましょう。
コーディング費
コーディングとは、プログラミング言語を利用して、ホームページを設計していくことです。
コーディング費用相場
- TOPページコーディング(3~5万円/1ページ)
- 下層ページコーディング(1~2万円/1ページ)
- アニメーション(50,000円)
また、コーディングの際にはレスポンシブ対応(PCで見た時とスマホで見た時、両方に対応させること)やアニメーション追加にも別費用がかかるケースが多いです。
システム費
デザイン制作やコーディングが完了した後に、CMSの構築などさまざまなシステム開発を行います。
システム費用相場
- セットアップ設定/環境構築(30,000~80,000円)
- CMS開発(80,000~150,000円)
- お問い合わせフォーム開発(40,000~80,000円)
- セキュリティ対策(30,000~80,000円)
- 解析設定(15,000~30,000円)
独自に開発したシステムをホームページに導入したい場合は、その分の費用が必要です。
すでに存在している機能を実装するならば低コストでの依頼も可能ですが、独自設計が必要な機能の開発には数百万円とかかってしまう可能性もあります。
『機能追加には費用がかかる。』
この点をしっかり抑えた上で、重要な機能を厳選して依頼することが重要です。
テスト/リリース費
全ての工程が終了したら、最後は完成したホームページのテストを行います。
画面の表示確認やお問い合わせ機能のテスト作業や、1次リリースとして事前予約のためのティザーサイトの準備・公開を行う場合もあります。
テスト/リリース費用相場
- テスト(5,000~20,000円)
- 1次リリース(100,000~150,000円)
損をしない!ホームページ制作費用を抑えるポイント3つ
ここでは、ホームページ制作を依頼する際に費用を抑え、損をしないためのポイントを3つ紹介します。
〜 ホームページ制作費用を抑えるポイント 〜
- 自社で制作できる素材は用意しておく
- 無駄な工程がないか制作内容を吟味する
- パッケージやテンプレートを活用する
1.自社で制作できる素材は用意しておく
ホームページ制作費用を抑えるポイントの1つ目は、自社で制作できる素材は用意しておくことです。
ホームページ制作にかかる費用は自社でどれだけの素材を用意しておけるかで大きく変わってくるのです。
ホームページ制作には基本的に以下の工程が含まれています。
- ディレクション
- Webデザイン制作
- SEOコンテンツ制作
- コーディング
- システム開発
- テスト/リリース
この中で、自社で担当できる工程はありませんか?
「ロゴは用意できている。」
「写真は用意できている。」
これだけでも、十分費用を抑えることが可能です。
全てを依頼先に委ねてしまうと、その分だけ費用が高くなってしまいます。
2.無駄な工程がないか制作内容を吟味する
ホームページ制作費用を抑えるポイントの2つ目は、無駄な工程がないか制作内容を吟味することです。
- 「必要のない機能が追加されていないか。」
- 「目的に沿った工程を踏んでいるか。」
このような点を、最初の見積もりの段階で依頼先にしっかりと確認しましょう。 そして、不要だと思う部分は省いていきましょう。
依頼先に対して、どれだけ正確にホームページ制作の目的や希望要件を伝えるかが、制作費用を抑える上でとても重要となります。
ホームページ制作費用を安くするために、無駄な工程が無いよう、効率良くプロジェクトを進めていきましょう。
3.パッケージやテンプレートを活用する
ホームページ制作費用を抑えるポイントの3つ目は、パッケージやテンプレートを活用することです。
既存のパッケージやテンプレートを活用することで、ホームページ制作会社や広告代理店に依頼する必要がなく、自社で簡単に制作、管理できるサービスも存在しています。
どうしても予算が無い場合などに検討してみましょう。
ホームページ制作の依頼先を簡単に探す方法
最後に、ホームページ制作の依頼先を探す方法について解説します。
- 価格重視で探すのなら
→クラウドソーシングなどのフリーランスに依頼
- SEOに強い制作会社を探すなら
→過去実績から、制作とセットでSEO対策を提供した事例を聞いて判断する - クオリティ、成果を重視して探すなら
→いくつか制作会社をピックアップし、過去の制作事例等を確認して依頼
ホームページ制作の依頼先を価格で決めるのか、費用対効果で決めるのか、クオリティで決めるのか、何を重視するのかによって、探し方が変わってきます。
まずはこの記事に書いてある内容を参考に、自社の条件にあうホームページ制作会社を探してみてください。
まとめ:相場を理解して、費用対効果の高いホームページを制作しよう!
今回は、ホームページ制作の料金相場について詳しく解説しました。
お金をかければ必ずしも良いホームページができるとは限りません。依頼先によっては、費用以上のクオリティのホームページを制作してくれる場合もあります。
また、工夫をすることで制作費用も抑えることができるので、ホームページ制作を依頼する際は、本稿を参考にしてみてください。
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